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どさんこ田舎者、東京でいろいろつくる

北海道遠軽町出身、さのかずや26歳。大学院を経て、再び東京で会社員。無茶と繊細さと賢さとバランス感覚。

2012夏 東欧0泊9日弾丸夜行列車旅 ①2日前の夜。

今年の9月に行った東ヨーロッパ男2人旅。
いまさらですが、写真とともに記事にしてみようと思います。
遅筆になるかと思いますがどうぞよろしく。



ハンガリー行こうぜ」
友人のその一言から、この無茶苦茶な弾丸旅行は始まった。


僕は大学で陸上競技部に所属していた。
部には外国語学部ハンガリー語専攻の数少ない女子部員がおり、
8月初めの最後の大会を終えた後、彼女は留学に行った。

部のアイドルである彼女(実際は女子部員全員アイドル)のため、
僕が陸上競技部で非常に仲良くしていた友人と2人で、
どうせならトルコとかも行きたいよね、などと夢をふくらませ、
大した日数も取れないのに東ヨーロッパ旅行を決定したのである。


9月5日。渡航2日前の夜。
航空機の日数をチェックし、ルートを考えようとしたところ、
意外と全然時間がないことに気がつく。

ベルリンから入って、イスタンブールから帰る航空券を取っていた。
飛行機の時間も考えれば、実質7日間ちょっとしか滞在できない。
ブダペストで女子部員に会うこと、アウシュビッツに行くことは、
今回の旅で必ず外したくないポイントだった。

飛行機。夜行列車。バス。
友人とSkypeをつなぎながらひたすら最適なルートを考える。


そのときの試行錯誤の図。


調べ尽くした結果、ベルリンからイスタンブールは、
「なんか意外とかなり遠い」ということが判明した。
渡航2日前の夜に、である。
行き当たりばったりも甚だしい。

「途中どこか飛行機乗らないとちょっと厳しい」
「えーでも飛行機高いじゃん…」
「うーん…」

僕は2度めの海外、友人は初めての海外であった。
僕は去年ヨーロッパを自転車で2週間ほど旅をしたので、
体力やお金の消費など、ある程度はわかっているつもりであった。

入念に全ルートの夜行を調べると、
どうやらどこの都市にも滞在しなければ、
期間内にベルリンからイスタンブールまでたどり着けるようであった。
しかし、無謀すぎる。
途中でトラブルが起きたら、帰れない。

「全部夜行列車で行けば、ギリギリ着ける、けどこれは無茶だな…」
「えっ」
「…どこにも泊まらずに全部夜行なら、行けないこともない」

「それいいじゃん。それで行こう」

僕は多分、誰が見てもハトが豆鉄砲くらったようにしか見えない顔をしていたと思う。

「…お前本気で言ってる?」
「いや大丈夫だって、なんとかなる!」
「狂ってる」


こうして、
「東ヨーロッパ 0泊9日 弾丸夜行列車旅」
が幕を開けたのだった。

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このペースで書いたらいつ終わるんだろ笑
暇な時間にまったりちょっとづつ書いていきますー。