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どさんこ田舎者、東京でいろいろつくる

北海道遠軽町出身、さのかずや26歳。大学院を経て、再び東京で会社員。無茶と繊細さと賢さとバランス感覚。

仕事文脈「『田舎の未来』を考えるイベント」を終えて

座談会に来ていただいた、Yumiko Yamaguchi(@clione)さんのまとめを転載させていただきます。
転載元:http://clione.tumblr.com/post/44367082645
許可をいただきました。ありがとうございます。



佐野さん、一般社団法人まちの誇り代表の𢰝木さん、地元カンパニー代表取締役の児玉さんが登壇者。児玉さんは六大学野球でホームラン王だったとのこと。

skype海士町役場の北村さんも参加。

佐野さんからブログで書かれた三つの問いかけ。諸々できない人に仕事はあるか。それは田舎でできるか。都会から田舎に雇用を移せるか。

佐野さん→ブログを書いた時は、都会には仕事があるから都会の仕事を田舎に流せばいいんじゃないかと思ったが、「都会にも仕事なんかない」と言われてしまい、田舎で仕事を作ったりしてかないといけないのかと思い直した。

児玉さん→極論すれば、田舎では米を作ったりするのが本来の仕事で、貨幣を生むのは才能がある人がやればいいと思ってる。

佐野さん→遠軽は自衛隊の街。北海道なのに農産物の名物とかない。

𢰝木さん→何かを作り出す、生み出すみたいな手ごたえ感がないというのは都会に多いと思う。何かをゼロから生み出す人たちはイキイキしてると感じる。

司会→地方には半端な郊外、特産品のないところが多いのでは。

佐野さん→遠軽も昔住友系の炭鉱だったけど閉めてしまったところがある。産業はなくなってるけど人がそこから離れられない場所が多い気がする。

児玉さん→半端な郊外になってるところは自治体の方針の失敗。市長がとそれを選んでる住民の責任。

𢰝木さん→地方には知られていないいいものがある。例えば今日履いてるデニムは気仙沼の及川デニムというもの。古いものを復活させるばかりでない。

佐野さん→仕事がないって自分のうちのことだけだったのかと思ってたけどそうじゃなかったということがわかったのがとてもよかった。

佐野さん→海士町に行って30人くらいの人に話を聞いたけど、新しいことをいっぱいやってた。もともとのキッカケは高校がなくなってしまうということだった。ただし人口3200人という規模だからできることでもある。もっと規模が大きいところでできることはなんだろうと思う。

児玉さん→長野では85パーセントが県外に出る。ざっと見ていけてる人ほど東京に残ってる。次の一手を打てる人が地元に残らない。

佐野さん→地元に戻ってうまくいってる例をあまり聞かない。

𢰝木さん→気仙沼も大学がない。帰ってこないしきっかけがない。MBAを持ってくる計画の話をすると若い人の目の色が変わる。そういう仕組みがあるといい。

児玉さん→母校の高校で講演したら、起業したいという子が10人くらいいた。

𢰝木さん→スモールビジネスをたくさん作っていくというのが小規模なところはあり得る。大規模になると産業とする必要があるから、大きなビジネスの経験を持った人が戻るというのも必要だと思う。

第二部ワークショップ。「田舎で仕事をしながら幸せに暮らすにはどうしたらいいか」「田舎の未来のために何をしたらいいか」など自由に話し合う。

サードプレイスならぬサードタウン。いいかも。

海士町 北村さん→就職体験カードゲーム ワークショップ→ここで「田舎には、こういう働き方がある」という体験ができれば。

海士町 北村さん→田舎とか都会とかではなく、ここで何をしたいかが大事ではないのか。

児玉さん→「正解があればやろう」という雰囲気を感じる。それじゃ何も変わらない。やりたいからやるとか、そういう自分の意思を大事にしてほしい。意思がないように聞こえる。

児玉さん→当事者意識を持たずにずっと評論家でいるのはずるい。やろうぜみんな。



Twitter / clione:Yumiko Yamaguchi

3/2開催「「田舎の未来」を考える・オープントーク」のメモ。

http://kokucheese.com/event/index/75076/



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朝のロンドン行きの飛行機に乗るため、羽田空港国際線ターミナルで徹夜しています。
午前3時40分。眠たい。
ねぼけているのであまりうまく書けないと思います。
でもヨーロッパ行ってからだと遅いと思って。



たくさんの方のお話を聞くことができました。
本当にありがとうございました。


正直な感想をいうと、ぼくはよくわからなくなりました。
おそらく、ぼくの理解の範囲をはるかに超える話になってしまったからだからと思います。
「日本の田舎のはなし」だと、ちょっと遠すぎた。
そして、当事者意識が薄れてしまった。

「本気ならお前がなんかやれよ」
というのは、最初の記事のコメントにもあったし、
児玉さんが言ってることもかなり近かったと思います。
でも、僕は「自分でなにかやる」まではたどり着かなかった。
おそらく、本気じゃなかったんだと思います。


でもやっぱり、「現場で田舎のためになにか行動を起こす」というのは、
現時点の僕がやるべきことではない、いや、やりたいことではない、と感じました。
僕としては、せっかく「都会のビジネス」まできたんだから、
そうやすやすと手放したくないし、手放すわけにはいかないんです。

そもそも、「当事者」ではなかったんだと思います。

ただ、「田舎の家族が大変な人」という意味では「当事者」だし、
「田舎のために『都会のビジネス』を手放さずにできること」
は、できる限りやっていきたいと思っています。
それが、ブログでの発信であり、イベントでの発信なのかな、と思いました。


「当事者」が本気でやるなら、
お金の問題なんてなんとかなるくらい本気にならなきゃいけない。

正直、僕はまだ「当事者」じゃない。
「当事者」になりたいと思えるまで、やりたいことが山ほどある。
正直、田舎がなくなっても、僕の家族や友人は困るかもしれないけど、
僕自身は生きていくことにはほとんど困らないだろう。
田舎のことなんか考えないで生きていけるかもしれない。

でもやっぱり、身内が困るなら。
好きな地元の人たちが困るなら。
やらなきゃいけないこともあるかもしれない。


だから、しばらくは、自分のやりたいことに取り組みながら、
地元の人たちのために、「当事者」=「田舎がなくなって困る本人」たちのために、
できるだけのことはやっていきたい。
たぶんそれも、いまの僕にしかできないことだから。



ということを、羽田でねぼけながら、
パンクな音楽で意識をつなぎとめながら、
ぼんやりと考えています。



わかんないよ。
わかんないけど、
たぶん、いろいろあると思うんです。


参加してくださったみなさま、
ご協力してくださったみなさま、
ほんとーにありがとうございました。

しょーもねー大学生だし、
まもなくしょーもねー社会人になりますが、
変わらずお付き合いいただければと。

またお話したいです。
こんどはもうちょい、着地点をはっきりさせて。
またお時間が合えば、おつきあいください。



誕生日はロンドンかなぁ。
誕生日記事かきたかったけど、帰ってきてからかなぁ。
21歳の10の目標の振り返りと、22歳の10の目標を立てます。