昨日から東京に来ております。
特になんの目的もありませんが、
会いたい方がたくさんいらっしゃるので、
いろいろな方にお会いしております。
今日は先日のブログ記事に反響を頂いた編集者の方と会いに、
渋谷のコワーキングスペースにおじゃましてまいりました。
縁あってメチャヤバ就活生の近藤佑子さんにもお会いしました。
→メチャクチャにヤバイ就活生、近藤佑子を採用しませんか?
コワーキングスペースはこんなところ。
・PoRTAL Shibuya
http://www.hituji.jp/portal/
きょうの記事は
・コワーキングスペースの感想。
・「地元カンパニー」という会社について。
・「仕事文脈」という雑誌について。
こんなかんじで。
実際に田舎のためのビジネスを見て、「ああ、できるんだ」と思いました。
実際に、できる。
じゃあ、僕にはなにができるだろう。
■コワーキングスペースの感想。
そもそもなんでコワーキングスペースに行くことになったのか?
というのは、ちょっとあとで書きます。笑
先日の記事(反響まとめ。田舎からできることと、その可能性について。)で、
コワーキングスペースについて書いたはいいものの、実際見たことがなかったので、
今回おじゃまさせていただくのを楽しみにしておりました。
道に迷いながらもなんとかたどりつく。
瓶のコカ・コーラ(100円)と、ビタミンウォーター(200円)。
あまり詳しくは聞いてないけど、登録制で、
登録した人が使える、という感じらしい。
50〜60人が登録して出入りしているそうな。
ヒカリエから結構近くなのに、
ヒカリエに入ってる会社のひとも利用したりしてるらしい。
聞いた話によると、コワーキングスペースもいろいろで、
若者たちがあれこれと議論しているところもあれば、
ここのように比較的年齢層高めで落ち着いているところもあるんだそう。
一般的な大学生の目線からの感想。
たしかにみなさん真剣に仕事に取り組んでらっしゃったけど、
雑誌がたくさん置いてあったり、おしゃれな音楽が流れてたり、
いい意味でのんびりした空間だなー、と思った。
就活で行った某外資系投資銀行の、
秒刻みの大きなデジタル時計があるオフィスとは、
真逆の空気だなー、と思った。笑
大学生にとっての、カフェとか図書館に近い。
今回は編集者の方以外とはあんまり深入った話はできなかったけど、
こういうところに来て仕事をしている、いわゆるノマド的生活スタイルの人たちは、
どんな生活をして、どんなふうに生計を立てているんだろう、
と単純に気になった。
田舎でも同じシステムが成り立つだろうか。
■「地元カンパニー」という会社について。
今日はこのコワーキングスペースでお昼ごはんを頂いた。
「地元カンパニー」という会社の方がスペース内で、
「お昼にお立ち寄り」という企画をやってらっしゃるらしく、
参加させていただいた。
「地元カンパニー」は、長野県上田市出身の方が、
「地元のギフトを販売する」ということに取り組んでらっしゃる会社らしく、
そこに実家が農家の人たちが地元の野菜を持ち寄って、
それをお昼ごはんに料理してみんなで食べる、
という企画が「お昼にお立ち寄り」らしい。
僕はこれを知っていたわけではなく、本当にたまたま参加させていただいたのですが、
むちゃくちゃおいしかったです。
鶏肉と大根の煮付けとか。カレー味の麦ごはんとか。
上に貼った100円のりんごとかも、誰かの地元からのものらしい。
ご飯のあとに、ギフトの話について伺った。
結婚式とかでもらえる「ギフト券」と同じようなシステムらしかった。
ギフト券もらったことないけど。笑
上のようなカードのセットを購入し、誰かにプレゼントする。
これが結婚式でいう「ギフトカタログ」と同じようなもの。
このような、生産者の写真と、ギフトの写真が一緒に写ったカードが、
10枚くらい入っている。その中から、ほしいギフトを選ぶらしい。
(この子かわいい)
それぞれのカードの裏には、生産者たちのストーリーがある。
これだけで、1つのギフトに、様々な想いが載る。
「なんか田舎の豆腐」と、
「長野で田中さんたちが家族と一緒に頑張って作っている、ひと味ちがう豆腐」じゃ、
全く違う商品になる。これがすごい、と思った。
今は長野県上田市だけらしいけど、
これを全国に広げていこうとしてはるらしい。
文章を書いたり読んだりするのが好きな僕としては、
「1つのギフトに文章で大きな価値をつける」ということが、
文章のパワーをすごく有効に使っていることが、本当に素敵だと思った。
立派に「田舎に利益をもたらすビジネス」になりうるんだろうなあ。
僕の地元には、都会の人たちが喜ぶようなギフトがあるだろうか。
・地元カンパニー
http://www.facebook.com/jimotocompany
・セガレ・セガール
http://www.segare.jp/
勝手にいろいろ書かせていただいてすみません。
ごちそうさまでした。全国展開に向けて頑張ってください。
■「仕事文脈」という雑誌について。
さて、これが僕がコワーキングスペースに伺った理由です。
「仕事文脈」というミニコミ本に、先日の記事を掲載して頂きまして。
「文学フリマ」というものがあるらしく、それで販売しているとのこと。
編集者の方が普段ここで働いていらっしゃるとのことで、
このコワーキングスペースにおじゃまさせて頂いた。
この本の次回のテーマが「地方と仕事」だそうで、
地方の労働問題に取り組んでいる方々を集めて公開座談会をしたい、
ということを企画してはった。
僕の記事を読んで連絡をくださった、
実際に地方の労働問題に取り組んでらっしゃる方々に、
声を掛けさせて頂いた。
好意的な返信を頂いております。たのしみ!
それから上の写真にもあるように、
メチャヤバ就活生として一時期話題になった近藤佑子さんが、
この本に参加してはるらしく、
お会いしたい、と思っていたら、
大学からコワーキングスペースにいらっしゃった。わお!
ぶっとんだ企画とは裏腹に、すこしのんびりした、結構普通の方だった。笑
最初は内輪のつもりで始めたら、拡散されまくってびっくりした、と。
結局数社から連絡を頂き、1社内定を頂いたものの、
考えた末に就活を継続することを決断されたようだ。
まだ何かやりたいことがあるわけではなく、
来年1年間考えてもいいかな、というスタンスでいらっしゃるよう。
もっと「働く」にも、都会田舎関係なく、
いろんなスタンスがあるはずだし、
いろんなスタンスが認められるようになればいいのにな。
「お金や目的達成のためにばりばりと働く」か、
「安定を求めて公務員やなんかでゆるゆると働く」か、
ほとんど2択になってしまっているのが問題ではないか、
と編集者の方が仰っていた。
その2択の間に、新しいスタンスを考えるためにこの本をつくったそうだ。
僕自身、まだまだわからないことだらけだし、
この本や、地方の労働問題に関わっていって、
この先どうなるかなんて全くわからないけど、
僕の父や、田舎で困っている人に繋がっていけばいいと思うし、
きっと何かにはつながっていくのかな、と感じる。
「仕事文脈」には、上の2択のスタンスに拘らない、
働きかたのスタンスについてのアイデアがたくさん載っていた。
僕の記事は別にして、就活生にも読んでもらいたいな、と思った。
「仕事文脈」の冊子を頂いたので、
読みたい方がいればTwitterなどで連絡ください。
・タバブックス
http://tababooks.com/
おじゃましました!
ここにトール抹茶ティーラテで、
3時間ほど居座ってこの記事を書きました。笑
東京2日目の夜は、これから内定者の友だちと、
映画ヱヴァンゲリヲンを見にゆきます。昨日も観ました。2日連続です。
今度はしっかりと頭に入るかなあ。
Carippo!という就活生向けコラムサイトで、記事を書かせて頂きました。
・佐野 和哉の履歴書
https://carippo.com/columnentry/%E4%BD%90%E9%87%8E-%E5%92%8C%E5%93%89%E3%81%AE%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E6%9B%B8/
・第参話 書けない、志望動機 〜自分の「軸」を見つける4ステップ〜
https://carippo.com/columnentry/%E7%AC%AC%E5%8F%82%E8%A9%B1%E3%80%80%E6%9B%B8%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%81%E5%BF%97%E6%9C%9B%E5%8B%95%E6%A9%9F%E3%80%80%E3%80%9C%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E3%80%8C%E8%BB%B8%E3%80%8D%E3%82%92/
「佐野 和哉の履歴書」については、
なんだかちょこっと反響をいただきました。
自分の好きなように文章を書くのはおもしろいですね。笑
2つ目は、一度ちゃんと書いたら「おもんない」と言われたので、
おもいっきりぶっ壊して書いてみましたが、
内容が真面目でちょっとカタくて胡散臭いですね。
色もキラキラさせすぎました。
よろしければお読みくださいませ。
♪Love at First Sight / Fear, and Loathing in Las Vegas
日曜日にこのバンドのライブにいってすごくたのしかった。
ギャーギャーうるさいのでご注意ください笑
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