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どさんこ田舎者、岐阜でものづくり修行中

北海道遠軽町出身、さのかずや25歳。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)にいます。無茶と繊細さと賢さとバランス感覚。

新宮市議選と、パンクヒーローと、ひとつやり切ること

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https://instagram.com/p/1-Jk21KrZK/
ホワイトボードの落書き


例によってただの近況報告なのだけれど。



選挙の手伝いをした


先週の統一地方選金曜日、大学院が終わった後、夜に車を走らせて、和歌山県新宮市まで行った。かつて島根県海士町に行った時にお世話になった、北村ななみさんという方の選挙の応援をした。北村さんは27歳の、地方のくらしとヘビメタが大好きな心優しい女性。そのギャップが素敵です。



sanokazuya0306.hatenablog.com




https://instagram.com/p/15cqbHKrT7/
丸一日、お世話になった人の選挙のお手伝いをした。



いわゆる「選挙戦最終日」である投票日前日の土曜日。この日初めて訪れた、人口3万人あまりの和歌山県新宮市の中心街を、一日中手をふって大きな声で挨拶してまわった。金髪にピンクのシャツで。念のため確認したけど「金髪大歓迎!どんどんやっちゃって!」とのことだったので、どんどんやった。中学生とか麗しきマダムとかにちょっとモテた。北村さんに票が入っていますように。


初めて訪れた新宮市だったけど、面白い人がたくさんいた。当初は「新宮市で何かをやるんだ!」という目的も特になかったけれど、友人のツテがあったり、土地がすごく気に入ったりという理由で、数年前から新宮市に暮らし始めたという若い人が何人もいた。高卒や大学中退して勉強しに来る人とかはもちろん、Webの仕事があってほどほどに働けば全く困らないから家をDIYしてしまった人とか、普通に京大卒の20代の人とか。囚われてないなあ、と思った。すごい。



お話を聞いていると、「共育学舎」という言葉がよく出てきた。なんだろう、と思っていたが、どうやら若者が滞在できるような施設らしい。そのときは全然分からなかったので、調べてみた。いま。



kyouiku-gakusya.itrobo.net


どうやら、考える若者の集う場所のようだ。面白そう。行ってみたい。



北村さんの選挙の手伝いを、法定の土曜日夜8時までやった。8時ちょうどまでほんとにしゃべるんだなって思った。ほとんどが車で目の前を通り過ぎるだけで、「思いを伝える」って本当に難しいことだよな、と改めて思った。それでもクラクション鳴らしてくれたり、車から手を振ってくれたりする人は本当に多かった。こんなに答えてくれると思ってなかった。なんとか伝えようと北村さんはすごく必死だったし、手伝いのみんなも必死だった。ぼくも8時ちょうどを迎えたときは感極まりそうになった。本当に貴重な経験ができて、手伝いに来てよかったと思った。


その後は晩ご飯の手伝いをして、たらふくご飯を頂いて、そのまま23時頃に新宮を発って名古屋に向かった。午前3時前に栄でおろしてもらってロックDJイベントで朝まで踊った。26時間ぐらい連続稼働してた。バカだった。



https://instagram.com/p/15rGCAKre0/
和歌山の新宮を発ち、名古屋のクラブに向かう。目標は朝までに到着


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まもなく連続稼働24時間(たのしい)(疲)



北村さんは見事当選された。これからですね。パンクスだ。メタルだ。




パンクヒーローのコラム本を読んだ


横山健 随感随筆編

横山健 随感随筆編



Hi-STANDARDという、2000年に人気絶頂で解散したパンクバンドのギターを務めていた、横山健というパンクロッカーのコラムをまとめた本。


横山健みたいになりたい、と思った。

単に二項対立のどちらかの味方じゃなく、自分が正しいと思うことを信じ、その場その場で信念の向く方に進む。そのほとんどは弱い者の味方。

北海道のど田舎で、高卒の両親の元に生まれ、圧倒的弱者ソサエティから出てきた身としてやれることはなんだろう。単にポップカルチャーとしてではなく、単にアンチ・ポップカルチャーでもなく、もっとフラットな社会構造を目指して、できることをやっていく。


メインストリームに逆らうだけがパンクじゃない。サブカルチャー気取りに怒りを覚えるだけがパンクじゃない。新しい形でパンクをやる方法は絶対にあると信じてる。


あたらしい形のパンクをやりたい仲間を、心から募集。




担当の先生と面談をした


テック系のとある分野で第一線を突っ走る、すごい先生。


なんでもいいからひとつやりきることだよね。何か形にするというのはとっても泥臭いしカッコ悪いし、めっちゃ時間かかることで、遠回りにしか見えない。そして実際にやってみると、思ってもみなかった壁があって、全然解決策がなかったり、誰かに先を越されちゃったり、一緒にやってた仲間がいなくなったりする。まず期日に間に合わせることが本当に難しいし、妥協の末に期日を迎えて、当日にトラブってボロッボロの状態で人前に出さなきゃいけなくなったりする。それでやりきったとしても、いろんな人にボロクソ言われたりする。ただそういうめちゃくちゃ頑張って全然ダメで悔しい思いをしても、その思いや経験を次に活かす、ということが本当に大事で、それは『ひとつ逃げずにやり切る』という経験をしないと絶対に得られない。一見遠回りでも、実はそれしか方法がなくて、それが一番近道だったりするんだ」


なんでも知ってるだけの人はいっぱいいる。形にする難しさを知っている人や、難しさも知った上で形にできる人は滅多にいない。『◯◯みたいなことやってよ』って言われて技術を寄せ集めるだけの後発の人ならそれでもいいんだろうけど、そうじゃないなら、今すごく泥臭いカッコ悪い思いをしたとしても、『なにかひとつやり切る』ってことをやっておいたほうが絶対いい。会社も、なんでも知ってるだけの人よりはなんとか形にできる人の方が信用できるし、社会からIAMAS出身者に期待されてるのもそういうところだったりする。IAMAS出身者はやっぱり何らかの形で、IAMAS在籍中にそういう経験をしている人が多いからね」


「もちろん大学院の2年間なんて一瞬だし、その間に評価される人なんてそう多くない。真鍋大度くんだって、IAMAS在籍中に作ってたものが世界トップレベルだったわけじゃない。もう10年以上前だからあれだけどね。ただ『やり切る』ことの積み重ねで、やりきって何かを作れば、それによって新しい人とつながったり、また新しいネタが入ってきて、もっと新しい事ができるようになっていく、その繰り返しなんだよね」


心に刻んだ。色々手を出すつもりではあるけれど、この1年を目処に、ひとつ何かをやりきろうとは強く思う。



https://instagram.com/p/19500cqrXg/
レーザーカッティングしたーの

そろそろこれのTシャツつくろうと思う。




Two Door Cinema Club / Changing of the Seasons

Two Door Cinema Clubめっちゃいいよう…
今気づいたけど、サビのところ右と左でボーカル別録してるのかな…



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