イシューを持つ。
私にはイシューがない。カッコよく言っただけで、考えなく直感的に動いてしまう、ということ。とりあえず「何かおもしろいもの」を探して動いている。直感的に面白いと思ったものにはできるだけ全て手を出す。それで時間が足りなくなる。
自分が突き詰めていきたいと思っている方向はいくつかある。田舎のこととか、音楽のこととか、科学技術クリエイティブのこととか。でもその一見バラバラに見える、自分の興味の根底に何があるのか、私にはまだわかっていない。それを考えなくてはいけないと思っている。
クリエイティブな何かをつくることにもきっと同じことがいえて、ただ面白いだけの何か、例えば乱発するプロジェクションマッピングだとかゆるキャラだとか、そういうものだけではさして凄みはなくて、その根底でどのような意図があってそれがつくられるか、つくられたかによって、最終的に人に与える影響はかなり変わってくるものだと感じている。
ということを、こないだ遠軽町のステッカーを作って思った。Tシャツとかトートバッグとか、とりあえず面白いもの作るのはできるかもしれないけど、「直感で生み出したそのアウトプットに、どういう意図があるのか」を人に説明できないと、その「とりあえず面白いもの」は自分以外にとってなんの価値も持たない。逆に言えば、根底の意図がちゃんと説明できれば、遠軽町を全然知らない人にとっても魅力的に見える可能性がある。
そしてそれをしっかり考えられるのはアートの分野なんだろうな、とも感じている。今動いている事象の根底の意味はなんなのか、を意識しながら動かすのが重要であることを考えると、たぶん営業の分野でも同じことをしっかり考えることはできるんだろう。そこまでは全然至れてないけれども。
寝て起きてかんがえよ。でも靴とかばん買いに行かなきゃ。
♪BASEMENT JAXX / unicorn
おどりたい