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どさんこ田舎者、岐阜でものづくり修行中

北海道遠軽町出身、さのかずや25歳。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)にいます。無茶と繊細さと賢さとバランス感覚。

大学院生活が板についてきた2015年6月に読んだ本

book

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6月は7冊。

結局忙しいやんけ!!
集中してものをつくると、それ以外になにもやれなくなる。
ので、今月はもうさらっとだけにします!!





■在日の恋人

在日の恋人

在日の恋人

読了日:6月1日 著者:高嶺格

IAMAS卒業生、メディアアーティストの高嶺格さんの本。在日コリアンの恋人Kを入り口にして、在日コリアンの存在を「眺めた」作品を制作したこと、その後妊娠が分かり、子どもが産まれる場面を別の作品にしたこと、それらを通して高嶺さん自身が在日を「血肉」として受け入れていくことをまとめた本。
前に読んだ「日本メディアアート史」にあった「テクノロジーに囲まれて生きるぼくらの新しい生き方や世界観をラジカルに提案できるIAMASの力」というものを体現しているなあ、と思った。信念をもって、ラジカルに提案できるかどうか。




アルケミスト

アルケミスト Anniversary Edition

アルケミスト Anniversary Edition

読了日:6月8日 著者:パウロ・コエーリョ

会社をやめるときに、10歳くらい年上の先輩から頂いた本。「前兆」を信じて夢を追う少年の話。心に残る言葉がいっぱい。あとでメモする。
とことん背中を押してくれるような本で、これを贈ってくれた先輩はとっても素敵な人だなあと思った。本の贈り物っていいなあ、と思った。
「ベロニカは死ぬことにした」の作者なのか。そっちも読みたい。




■アップル、グーグルが神になる日 ハードウェアはなぜゴミなのか? (光文社新書)

アップル、グーグルが神になる日 ハードウェアはなぜゴミなのか? (光文社新書)

アップル、グーグルが神になる日 ハードウェアはなぜゴミなのか? (光文社新書)

読了日:6月10日 著者:上原昭宏,山路達也

IoTムーブメントとBLEの普及によって、データを自動で取得するビーコンが不動産として扱われるようになる、という話と、
そのプラットフォームを担うアップルやグーグルが、それぞれのプラットフォームに住人を囲う「中世」のような時代がやってきて、クラウド化によりハードウェアはなんだってよくなる(=ゴミ)時代になっている、という話と、
だからハードウェアじゃ、Fabムーブメントで面白いモノ作るだけじゃ絶対差別化できなくて、今後その「いま新しいモノ」が世の中に普及して当たり前になった時代に先回りして、つくるものを考えることが重要、という話。
デバイスよりシステムを作らなきゃ。




アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

読了日:6月16日 著者:ダニエルキイス

単純に物語としてめちゃくちゃ面白かった。久々に物語を読んだ。
知能と感情は別々に成長する、という話がめっちゃ示唆に富んでいる。大学院でロボットの話やったりしてるからなおさら。
あと「知能のレベルが合わないと話が合わないし、仲良くなれない」っていう話もあったけど、それは知能のレベルとかじゃなくて思いやりの話なんだろうな、とか。




■ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門 アートが社会と深く関わるための10のポイント

ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門 アートが社会と深く関わるための10のポイント

ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門 アートが社会と深く関わるための10のポイント

読了日:6月24日 著者:パブロ・エルゲラ

論文チックで、使ってる言葉も難しく、かなり難しい内容だった。
代理店などで行われているような、いわゆる「ソーシャルグッド」な広告・プロジェクトと、この「ソーシャリーエンゲイジドアート」の違いは、広告が問題の解決を目標にしているのに対し、こちらはあくまでもアートであるので、問題を拡張する・議論を呼び起こすことを目標にしていることである。
ただどちらも「社会に対してどうアプローチするか」という方向性は同じであるので、共通点も数多くあるように感じた。もうちょっといろいろ分かってきてから読むと面白いのかも。




■我が逃走

我が逃走

我が逃走

読了日:6月27日 著者:家入一真

ミッドタウン前のスタバで「家入さんがいる」ってつぶやいたら、エゴサにひっかかったのか「話しかけろよ」ってリプライもらって話しかけに行ったのを思い出しながら、一気に読んだ。
人を巻き込む力とか、能力のある人を味方につける力が半端ない。そしてどんどん投げ出していくのに周りの人がついてきてくれる人望がすごい。社会的に弱者とされている人の気持ちがわかるからなんだろうか。
ただの「成功してキラキラした人の話」じゃなくて「成功から没落したけど頑張ってる話」で、イメージと違う家入さんの話だったから、読んでよかった。




■「テレビリアリティ」の時代

「テレビリアリティ」の時代

「テレビリアリティ」の時代

読了日:6月28日 著者:大見崇晴

平易な文体で書いてあるし、出てくる例も有名な話ばかりで、めっちゃ面白かったけど、内容が濃すぎてマジで難しい。たぶん半分も理解できていない。
戦後からいままで60年弱の「日本のテレビの歴史」が詰まっている。前半は日本のテレビ黎明期とアメリカの関係の話、後半は日本のテレビのメインストリームであるお笑い芸人の話に終始しているのはご愛嬌。
60年代のコント55号、70年代の萩本欽一、80年代のビッグ3、90年代のダウンタウン、ネットとすり替わっていくゼロ年代過去に対するカウンターの歴史が脈々と見て取れた。これは再読の必要あり。。。




モノつくってます

こんどIAMASのOPEN HOUSEというイベントがあります。
オープンキャンパスみたいなやつです。

www.iamas.ac.jp



それに関連して、IAMASを勝手に宣伝するサイトを作りました。


iamasokuho.gifu.jp


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そしてぜひOPEN HOUSEにきてね。





♪Foster The People / Call It What You Want (Andy Caldwell Remix)

めちょんこかっこいいわな