【映画】【マンガ】時計じかけの住むふたり
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「センスは25歳までに決まる」
という、くまモンを作った人の言葉を目にして、
あと700日弱で25歳になってしまう私としては、
今のうちに徹底的に吸収しておかねばならない、と、
危機感を覚えたわけです。
時計じかけのオレンジ / スタンリー・キューブリック
TSUTAYAで借りてきて家で1人で観た。
137分。1971年のアメリカ映画。
キューブリックの映画は初めて見る。
予告編がかっこよすぎる。こんな1分間あるか。
ブルーレイで観て映像が綺麗だったから、
ということもあるかもしれないが、
とても43年前の映画とは思えなかった。
43年前のキューブリックにとってのビビッドカラーな近未来が、
43年前の理解できない前提で語られる若者言葉が、
43年前の価値観で描かれた近未来のウルトラバイオレンスが、
43年前の世論を操る人間と世論に操られる人間が、
43年経った今観ても全く色褪せない、
管理社会に中指突き立てる鮮烈なパンクロックでございました。
キューブリック作品もっと観たい。
次はフルメタル・ジャケットか、2001年宇宙の旅か。
喰う寝るふたり住むふたり / 日暮きのこ
交際10年の同棲カップルに起こる1つの話を、
毎回、男目線の話と女目線の話、両方読むことのできるマンガ。
痴話喧嘩の男目線・女目線。
食事の男目線・女目線。
里帰りの男目線・女目線。
セックスの男目線・女目線。
女性が書いているからか、
「大人しくてややダメだけど、たまに可愛いところ見せる彼氏」
っていう理想すぎる形が、
男としてはそんなんなれないから読んでて辛い。
マンガにしろ小説にしろ、
こういうザッピングな感じのが最高に好き。
夜更かししてひとりぼっちで読むと、
最高に死にたくなるのでとてもオススメです。
午前3時半感のある音楽
♪Overtime (Vicetone Remix) / Cash Cash
朝出社して周り人いないからこれ聴いてノってたら、
数分後に来た事務のお姉さんに笑われた。